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心と風と雲
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作詞 まもの |
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行きたくないと少年が泣いた 死にたくないと少年が泣いた
思い出したのはあの1日 温かい言葉と 笑顔と なみだ
ありがとうも言わないまま 無意識に手を 互いに 握る
行きたくないと少年が泣いた 死にたくないと少年が泣いた
忘れていたのはあの1日 蝉の鳴く庭と 西瓜と お風呂
捕まえたって喜んだ後 夕方には空 とんぼ 帰る
行きたくないと少年が泣いた 帰る場所の地図が欲しかった
急に降りだした雨 そこに照りつける太陽
今日は僕が終る日 そして君が始まる日
行きたくないと少年が泣いて また会えるって君が泣いた
全部消えていく僕 そこから進む君
忘れないで 僕という名の過去 さぁ進め 君という名の未来
愛してるって少年が泣いて 愛してるって君が泣いた
「大丈夫って僕が笑ったら 手を繋ごうって君は笑ってくれた」
「だから、僕は信じているよ 君は歩ける また歩ける」
「さようなら」って少年は言って 君の心と風と雲になっていった
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