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灯りを消して
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作詞 まもの |
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誰かの記憶に灯る灯が 僕ならば 今夜くらいは 灯りを消して
誰かに思われている今は 嬉しさと同時に恐怖感がある
誰にも思われていなかった あの日とはまた違う痛み
灯しても消えてしまう中で 絶対に消えないという存在
距離感の無さか 信頼の置き方か 裏切るのは 僕じゃなかろうか
僕を覚えているあなたほど この世で大事な人はいない
僕を覚えているあなたほど この世で恐ろしい人はいない
この世で何が特別か この世で誰が大切か 分からないので優しくした
誰かの記憶に残る灯が 僕ならば 今夜くらいは 灯りを消して
優しくしても確信は無かった 大事にしてくれてるの
だから必死に偽って偽って灯した あなたに宿る記憶の灯
僕がそれなのか あなた次第だね だけどそうなら 灯りを消して
いつだってそうだ 僕が痛いだけで でも悪いのは 僕じゃなかろうか
「僕が思っているあなたには どうか幸せになって欲しい。」
「僕が思っているあなたには もっと近付いて来て欲しい。」
あなたを思う純粋派 演じ続けて早三年 これでいいならいくらでも
大好きだったあの頃の唄 下手でも許して 今夜くらいは 耳を塞いで?
純粋なまま行けば 何回転ぶ道だろう
偽りのまま生きた 何回吐いた溜め息か はぁ あぁ
どんな笑い方をし どんな話し方で 口癖は何 親友は誰
ぜんぶわすれた ふりをしていた そしたらなんと ほんとにわすれた
振り返ればそうだ 僕は考えていた でも疲れたよ 僕は泣きたいよ
どんな泣き方だっけ 涙出るのかな でも疲れたよ 消しておくれよ
あなたが覚えている僕は この世でどんな人だった
あなたが覚えている僕は 隣りでどんな顔してた
ずっと灯したその灯は 嘘を燃やした灯火で ちっとも綺麗じゃないんだよ
誰かの記憶に灯る灯が 僕ならば 今夜くらいは 灯りを消して
ただただ一人 あの頃の唄 あの頃の様に そっと口ずさむ
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