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都合の良い話
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作詞 J'Soul (ジュゾウル) |
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愛してよ 愛してよ それが駄目ならせめて二人でいる時くらい
『愛してる』って囁いてよ
抱きしめて キスしてよ それくらいならたった五分もかからないから
胸の鼓動を聞かせてよ
あなたがいつも右手を伸ばすのは 左腕の時計を確かめる為でしょ
私はその手を握りしめたまま 空っぽの右手で未来を探そうとする
例えば信号待ちをしてる時とか 交差点の向こうに楽しそうな何かを見つけて
ぴんと伸ばした指をそっちに向けて 左手を引っ張るから
せめてその時くらい 文字盤から顔を持ち上げて私と同じ方向を見てよ
そうしたら私はこっそりと あなたの横顔を眺めて心をつなぎ合わすから
泣きたくて 泣けないの 顔に手を当てて嘘泣きで誤魔化しているの
涙が流れてくれないから
笑うから 笑ってよ 安物の鏡だってそれくらいしてくれる
目が合ってる時だけで良い
あなたは常に携帯持ち歩き どこかの誰かとの繋がりを求めるのに
私がどれだけそれを鳴らしても 応えてくれるのは機械的な女だけ
例えばベッドに潜ってる時くらい 体をこっちに傾けて素顔を確かめさせてよ
もしも残酷な寝言が聞こえても 眠ってるふりをするから
せめて夜の間は 都合の良い夢を見たいから朝までそっとしておいて欲しい
そうしたらあなたがこっそりと 出て行く背中に面倒な声を掛けたりしないから
叶うなら 別れてよ
それが無理ならせめてあなたを嫌いにさせてよ
例えば信号待ちをしてる時とか 交差点の向こうに楽しそうな何かを見つけて
ぴんと伸ばした指をそっちに向けて 左手を引っ張るから
せめてその時くらい 文字盤から顔を持ち上げて私と同じ方向を見てよ
そうしたら私はこっそりと あなたの横顔を眺めて心をつなぎ合わすから
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