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無限が潜む一つの箱の中
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作詞 J'Soul (ジュゾウル) |
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簡単に生まれた人間が難しく死んで
難しく生まれた人間が簡単に死ぬ
世界に平等などはあり得ず
理不尽なものばかり 世界の真実になりえて
生と死ですら確率という名の運命にひざまずく
まだ世界の中に何もなかった歴史の果てでさえ
目に見えぬ偶然が まだ見ぬ未来を決めていたのに
悲しいと人が泣く朝の向こうで 楽しいと笑い合う夜が踊って
苦しいと人が言う冬の向こうで 幸せと抱きしめる夏が訪れる
立っている地球(ほし)も 見上げる空も同じものなのに
簡単に生まれる人間は難しく死ぬし
難しく生まれる人間は簡単に死ぬ
悠久が解き明かす法則は
人間を指し示す 神という名の誤魔化しばかり
正しさと間違いの言い訳のためだけに作られる
幼さの瞳に不意に映った友人の言葉が
聞こえないはずなのに 不思議な色をまとって浮かんだ
悲しいと人が泣く朝の向こうで 楽しいと笑い合う夜が踊って
苦しいと人が言う冬の向こうで 幸せと抱きしめる夏が訪れる
立っている地球も 見上げる空も同じものなのに
健康な体に脆弱な心 ボロボロの体に曲がらない心
強さと弱さの基準など 運の良い人間が勝手に決めたのに
悲しいと人が泣く朝の向こうで 楽しいと笑い合う夜が踊って
苦しいと人が言う冬の向こうで 幸せと抱きしめる夏が訪れる
立っている地球も 見上げる空も同じものなのに
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