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君に髪留めの香りに包まれて
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作詞 J'Soul (ジュゾウル) |
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枕元に残る君の髪留めには
まだ甘い髪の香りが残っていて…
明日(あす)が来ない今日がある事を 幼い君はまだ知らないだろう
過去が縛る今がある事を 恵まれた君はまだ知らないだろう
信じ切っていた変わらない日常が 唐突に永遠に指の間から零れ去る事を
まだ君は知らないだろう
君の温もりがまだ残る腕の中に 抱けるのは僕の二つの肩だけで
君の微笑みがまだ残る瞳でさえ 半透明な体しか見えなくて
おどけた表情も壁の向こうに消えて
夢を見ない夜がある事を 憧れる君はまだ知らないだろう
時が凍る日々がある事を 幸せな君はまだ知らないだろう
分かり切っていたやがて来る未来が あっけなく簡単に前触れもなく書き変わる事を
まだ君は知らないだろう
君の悲しみがまだ残る部屋の中に 僕は一人きりうずくまったままで
君の呼ぶ声がまだ残る耳の奥で ずっと囁く旋律を追いかけて
膝に乗る寝顔も軽い空気に流れ
歌にするだけで起こる奇跡なら いくらでも何度でも神を称える聖歌を歌うよ
星を数えれば届く想いなら いくつでも何個でも誰も知らない星を名付けるよ
走り続ければ辿り着くのなら 何時までも何処までも…足が壊れても…
君の優しさがまだ残る胸の中に 宿るのは決して叶わぬ願いだけで
枕元に残る君の髪留めには
まだ甘い髪の香りが残っていて…
歌にするだけで起こる奇跡なら いくらでも何度でも神を称える聖歌を歌うよ
星を数えれば届く想いなら いくつでも何個でも誰も知らない星を名付けるよ
走り続ければ辿り着くのなら 何時までも何処までも…足が壊れても…
変わる事を望む世界があると言うのなら
変わらないままでいる事を
望みにする人があっても良いじゃないか
歌にするだけで起こる奇跡なら いくらでも何度でも神を称える聖歌を歌うよ
星を数えれば届く想いなら いくつでも何個でも誰も知らない星を名付けるよ
走り続ければ辿り着くのなら 何時までも何処までも…足が壊れても…
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