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告白
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作詞 J'Soul (ジュゾウル) |
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校庭の片隅に立って 遠くの姿を眺めていた
部活で笑って たまに悔しそうで
見ているだけで 勝手に嬉しくなったり悲しくなったり
まるで繋がれているみたいだなんて 思い込みを本気で信じようとしていた
決まって西の校門を使うから こっちもいつもそこから登下校
学校の周りを大きく回ってやっと帰り道
いつか一緒に歩けたらなんて ずっと立ち止まったままのくせに願っていた
雨が上がって虹が出ていたら告白しようとか
数学のテストで八十点を超えたら告白しようとか
休日の街でばったり会えたら告白しようとか
いっそ黄色い車を四回見たら告白しようとか
今のままで良いなんて 大人ぶった言い訳をして
今のままが良いなんて 自分の弱さを棚に上げて
いつしか時間が止まれば良いのになんて 使えもしない魔法を夢見て
友達から聞いた『誰かとデートしていたらしいよ』って噂に
時間を止めていたのは自分だけなんだと いつもの校庭の片隅で
そんなままじゃあっという間に 置いて行かれる現実を知った
雨が上がって虹が出ていたら告白しようとか
数学のテストで八十点を超えたら告白しようとか
休日の街でばったり会えたら告白しようとか
いっそ黄色い車を四回見たら告白しようとか
駆け足で遠ざかる憧れに追いつきたくて
気付いたら遅い足を必死になって動かしていた
前を向いてゴールへと走る君の姿が好きだから
告白の理由なんて それだけで良いんだ
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