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犬のワタシ
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作詞 華咲 翔 |
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大して好きでもないのに
「好きでいたい」と
安い居場所に縋る
私から連絡すると
優しい時と冷たい時の
差が激しくて
「たまたまよね」と”本性”を見てみぬフリするの
どんな人か 初めから知っていたでしょう?
それでも真実に目を背けて
必要とされることに尻尾を降って
あの人からの要らない餌を待つ
「我慢」だけがプライドの
忠実な雌犬のワタシ
見下した笑顔で話しかける奴等
話す度に癪に障るけど
笑顔でバカなフリして振舞う
あの人の話題を出す?
優しい子のフリをする?
何をすれば自分守れる?
「流さなきゃ」と強がって”叫び”を聴かぬフリするの
一人じゃないと 初めから知っていたでしょう?
差し伸べられた手を跳ね除けたのは
「ここにいるとまた・・・」と被害妄想
奴等からの笑い声に耳を塞げず
他人を傷つけて 自分を守る
ズルい負け犬のワタシ
あの約束なんて 破られると知っていたでしょう?
あの人の瞳に映ったモノも何もかも見たくなかったのは
自分の弱さ 認めるのが怖かったから
正直に生きたいと すぐに強がった
素直な子犬のワタシ 「初めまして」
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