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否定と言う名の氷
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作詞 華咲 翔 |
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「なんとかしたい」と思う度に
蓄積される自己嫌悪と罪悪感
否定で塗り固め続けても
守れるものは何もなく
物と化した自分になることで癒されたね
見えない傷を何処かに具現化することでも
少しは楽になったでしょう?
理屈だけなら簡単で
みんな灰色だって知ってるよね
言われても言われても直らない"癖"で
自分が自分に収まりきらず
もう聞きたくない「意志が弱い」
僕の背後で理性という透明な影が
僕を飼い慣らそうと必死なのに
いつからだろう
「きっと」<「どうせ」になったのは
そんな否定に塗れた僕だから
内なる氷は一滴の温もりでも火傷する
一角が溶け始めたら水となり
その水が瞳から溢れ出ることを
僕は少しだけ許す
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