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軌跡と形跡
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作詞 華咲 翔 |
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物足りなさを感じた乾燥した日々の理由を
きっと幸せすぎるんだと
言い聞かせてた頃を懐かしく思う
変わろうとしても変われない自分
その度に自分を嫌いになって
築き上げていく積木の塔
偽りの自信で強がることばかり覚えたね
寂し過ぎた空白の夜と
同じ繰り返しに嫌気がした朝
きっと他人はそれを
恋人がいないせいにするんだろう
「なんか違う」を繰り返すんだろう
「そうじゃない」と僕は気付いてたね
そうして僕は一度目の「独り」を知った
君が教えてくれたメスの入れ方
これで幸せになれるんだと
信じてた頃を懐かしく思う
見たいけれど見たくない自分
その度に自分の生き方悔やんで
抉られていく幻影と実像
そこには1つの世界があることを知ったね
「知らなさ過ぎた」過去と
「知らなければよかった」現在
きっと他人はこれを
構ってほしいだけとバカにするだろう
「この人おかしい」と言い続けるだろう
「そうじゃない」と僕は言い張ったね
一度目の「独り」はもう解消されたよ
そう ナイフの握り方を教えてくれた君がいた
もう後悔させないよ
何を見ても 少しくらいは君のために生きようと思う
手にしたナイフが
薬でもあり毒でもあると分かっても
認めたくない真実を こんなところに刻んで
「もしかして」と似た景色を見てる人を求めるんだ
そうして僕は二度目の「独り」を知った
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