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child escape
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作詞 華咲 翔 |
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”逃げたい””寂しい”しか感じない
毎日見るのは追われる夢
そうだ子供の頃の俺に電話しよう
あいつ等の中では隅っこに行きたいくせに
中心に行くように虚勢を張る
そうやって独りを誤魔化すほうが楽だった
嫌いなものすら好きと言いたかった
常に自分に対して思うのは
「その程度のことで」だったらしくて
自分より辛そうな人しか
可哀相に思えないらしい
自虐癖に気付いてなかったね
「俺は幸せだよ」が口癖で
「辛い」という人が大嫌い
「もっと辛い思いをさせてやろうか」と
心の声に罪悪感が蓋をした
でも他人の声は自分の声だった
自分の声を聴きたくないから
「居場所がない」「辛い」と嘆く奴に
目を向けたくなかった
大人になりたくないことしか頭にない
年をとるのが怖くて
子供の俺は言ってたよ
「人間はどこにいるの?」
過去の自分に電話できても
未来の自分に電話できないのは
現在の自分の答えが
過去の自分には重すぎるからだ
自分の感情の多様性に気付いた今
現在の自分が答えを教えなくて良かったと思う
過去の自分はこの答えを聞いたら
血を流さずにいられただろうか
「血が流れてる人間は自分そのものだよ」
そう答えは自分にあった
現在なら俺は俺を乗り越えられると信じてる
だって外を眺めれば・・・
ほら 雀はこんなに可愛いから
だから俺はお前が刃物を持っても
絶対に止めないと誓おう
それはお前が俺に存在意義を感じて欲しいからじゃない
お前が自分で傷ではなく未来を切り開いて欲しいから
自分の力で止めれると信じているから
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