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”同類”への声援
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作詞 華咲 翔 |
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明日から逃げる方法はなかった
繰り返す居場所のない毎日
「此処じゃない」「何か違う」
自分の声は聞かないようにした
「此処なんだ」「いや合ってる」
自分の声に上書きした
合わないパズルに 自分をはめ込むのはもう疲れた
繕った笑い声の裏側に
雲隠れする心の穴
俺の笑う顔が
どうか引き攣っていませんように
「自分がされて嫌な事はしないので
特技は客観視と気遣いです。」
他人が笑うと 心の声がなぜ聞こえる?
他人が笑うと なぜ道連れにしたくなる?
「貴方ニハ 此ノ 寂シサ ガ 分カリマスカ?」
誰と話しても疲れる自分に
嫌気が射し続けても
人を求めてしまうから
同じ嫌気と寂しさを繰り返すんだ
どこに行っても 誰と居ても
「愛してる」と嘘をついてみても
傷を舐め合っても ごっこ遊びでも
満たされるはずないと分かってるのにね
それでも”1つの恐怖”から
俺はまた人を求めてしまう
でも大丈夫 心配しないで
どんなに棘がある言葉をかけても
どんなに時に鬱陶しくても
君のときは心から笑ってる
同類かどうかは…ほら感じるだろ?
でも俺は居場所の一人になれないし
どうしてあげることもできないけど
居場所を見つけるまで見守るよ
世界(ここ)はあまりに人が多すぎて
探しづらいだけなんだ
ほんの少しだけ感覚が人より鋭い俺だから
君は一人じゃないと 今ここで言おう
だって君の欲しいモノは・・・
同情の先にある理解と認容だろ?
だって君が探してるのは・・・
「やっと君を見つけたよ」を言ってくれる人だろ?
だって君が求めてる人は・・・
自分の影であり光でもある人のはずだろ?
見つけてしまえば怖いものは何もないさ
長いトンネルの出口はすぐそこにある
「傷つかなきゃ此処がそうかは分からない」
俺が言えるのはただそれだけ
あと一匙の信じる力を与えれるように
俺はただ ここで綴るだけ
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