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豚箱への神隠し
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作詞 華咲 翔 |
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異常なまでの競争心
頭はてっぺん心は底辺
他人の庭を荒らしてまで
自分の地位を求める精神的弱者共
貴様等の社会は異常なんだと
気付いてる奴等は
一体どれだけいるの?
一体何人が人間なの?
虚栄心 裏切り 嫉み 嘘 噂
偽り 高慢 演技 謝罪
犯人探し 責任転嫁 陰口友達
檻の中の惨めな雌豚共
食い散らかしてる地位と名誉の味はそんなに美味いのか
負け惜しみと言われようが構わない
ホントの負け組は目に見えてる
耳障りな下らない理論武装
拳も使えない臆病な♂
耳障りな下らない罵り合い
陰口しか使えない臆病な♀
今でも奴等は
「豚箱での日々は宝物」とほざいてるよ
貴様等が雌豚だから
人間の世界は楽しくないんだよ
君だけは 君だけは
人間なんだと信じていたよ
でもいつからか
君も同じ雌豚になってしまった
美しい鳥のような声で鳴いてたのに
あの下品な鳴き声になった瞬間
俺はどうしていいか分からなかった
あの豚箱に住むには
人間のままでは難しい
だから俺もあの時は雌豚にならなきゃ
生きていけなかったよ
あたしを愛してくれた人間だった貴方たちごめんなさい
俺は無意識のうちに一時の雌豚となり
目に見える形での代弁者
”主役”となるのを選んだのだろう
愛に飢えているが故に
傷を深め合う底無し沼
貴様等は地位にしがみついて
巻き込まれた俺はあいつに縋りついただけ
まるで千と千尋の世界にいたようだ
俺は千尋だったのかもしれない
でもそこにハクはいなかったから
どこかでハクを求めてたのかもしれない
だから…
雌豚共もハクを求めていたのかもしれない
あばよ 安い餌(地位)に群がる雌豚共
「どこかおかしい」を信じてたから
雌豚になりかけたことに気づいた俺は
今でもずっと勝ち組さ
あの頃はそこが豚箱と気づかずに
フィナーレで一人涙をこらえて
孤独を下手糞に歌って訴えたよ
やっと胸を張って叫べるよ
「俺は正しかった」の一言が
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