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救難信号
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作詞 ログハウス |
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砂ばかりの星に不時着して
水を求めて歩いている日々です
壊れた宇宙船は相変わらず
沈黙を保ったままで
遠い空を見上げ続けている
誰か気づいてくれないか
僕はここにいるよ
強い日差しだけが応えている
焼けた肌 陰に近づいて
もう喉も枯れ果てた僕は・・・
SOS! HELP! I NEED YOUR HELP!
そう何度も何度も送り続けている
救難信号
再びあの星に還る日を夢見て
砂ばかりの星で思い出せるのは
つまらないことばかりで情けなくて
どうせなら一日をもっと強く
心に刻み込めばよかった
食料も尽きてしまったんだ
食べられるものったら 芋らしきものだけ
不味すぎて とても
食えたもんじゃない
でも三日ぶりの食事に泣いていたんだ
毎日が奇跡だった僕の人生
SOS! HELP! I NEED YOUR HELP!
そう何度も何度も送り続けている
救難信号
再びあの星に還る日を夢見て
君とのおしゃべり
あたたかい湯船
うまい料理
やわらかいベッド
砂ばかりの星で拾ったものは
小さな輝く石の粒で
君へのお土産に丁度いいやと
気休めで明日を繋いでいる
遠い空を見上げ続けている
誰か気づいてくれないか
僕はここにいるよ
栄養失調で痩せた足がふらつき
もう涙も枯れて 枯れて
そのとき見えたのは・・・
SOS! HELP! I NEED YOUR HELP!
そう何度も何度も手を振った
その船に
遠い空を切り裂きやってくる船
大丈夫、大丈夫だと
力強い腕で
僕を抱えて
救助艇へと連れて行く人々
声にならない声でありがとうと呟く
夢に破れた
僕を乗せて
船は空へ
帰っていった
The end of my dream
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