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6年の戦争
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作詞 ログハウス |
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亡くなった若い命の住んでた部屋には
たくさんのやりかけが残されていたんだ
それはそれは小さな小さなことだらけ
将来というほどの壮大な計画は抱けなかったんだろうけど
ただ、明日、明後日、したいことの望みがそこにあったんだな
でも、、、削り取られた命の全部
なあ、神様、あんた、ひどすぎやしないか
何度も何度も試練ばかり与えて 与えて
二本の足さえ奪っておいてさ
あの日彼が伝えられたことは 命の敵がすぐそこに迫ってること
生きることが何かさえ知らない そんな無邪気な歳でした
戦う決意を固めた彼は一度目の敵をうち払って笑っていた
喜びも束の間 再び戦いのときが訪れるんだ
命を燃やし続けた6年の戦争
ねえ、神様、本気のお願いがあるんだ
これまでとこれからのを全部無いことにしていいから
この戦争を止めておくれよ
足を奪われ 髪を奪われ それでも強く生きた命
静かに眠った彼を見つめて 終わった戦争の意味を考えてしまう
命の尊さを教えるためなんて理由じゃまるで生け贄だよな
眠っている夜のことだから彼はきっと苦しまないで逝けたのかな
彼は戦争に負けたのかなぁ
必死に、ただ、必死に生き続けていた命
なあ、神様、あんた、見えているのかい
ああ、そうか、彼が優秀だったから そうだろう
自分のものにしようとしたんだろう
二本の足を奪っても
まだ自由なその身にさぞかし驚いたろ ざまあみろ
天国でも地獄でもきっと自由だぜ
足を奪われ 髪を奪われ それでも強く生きた命
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