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面影
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作詞 ログハウス |
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夕暮れが空をオレンジに染めて
今日が静かに終わる
また一つ もう一つ 君を想い出していた
風がその髪を揺らして運ぶ
仄かな甘い薫り
僕はただそこに佇んで 愛を感じていた
目を閉じれば データより正しく鮮明に繰り返す
帰りの交差点を雑踏が駆け抜けてゆく
おぼろげに 君に似た背中をぼんやりと目で追う
どんな出逢いであっても
やがて別れが訪れるのなら
寂しさや後悔は どうしたって残ってしまうのかな
ねえ、君も時々思い出したりするのかなぁ
あの日に似た風 優しく肩を叩いても
振り返らずに 温もりをオレンジの空に
そっと手放す
忘れること まだ少し怖いような気もする
でも君がくれたのは 前を向くための勇気
愛した日々が誇りに変わった そんな気がした
「ありがとう」も「さよなら」も要らない
もう言葉じゃないから
風が追い越していく 君の面影を連れて
本当に幸せだった日々
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