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サンタクロースのいない夜
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作詞 ログハウス |
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今日は前から彼女と過ごすと決めていた日 二人分の予約を済まして
高級レストランってわけではないけれど 許せよ まだ学生の身
待ち合わせた駅でひとしきり寒がって
彼女の手が僕のポケットの中に落っこちて歩き出す
プレゼントは鞄の中に気持ちと一緒に詰め込んであんだ 喜んでくれるかなぁ
「聞いて、この前、友達と―」って嬉しそうに話す その笑顔が彼女のプレゼント
毎日が特別で記念日って言うけれど
やっぱり年に一回の聖なる夜ってのも良いもんだろう
サンタクロースが来るような歳じゃないんだから
幸せは彼女と二人見つけにいかなきゃ なぁ
今日から改めて彼女と過ごしていくこと 二人分の未来を想像する
高級マンションってわけではないけれど 小さな部屋にお招きして
どんなに素敵な気持ちもいつか消えちゃって
窓の向こうの雪のように季節と共に空に帰るの?
サンタクロースを信じている歳じゃないんだから
幸せは彼女と二人守っていかなきゃ なぁ
「ねぇ、あなたがどこかに行っちゃう夢を見たの」
翌朝 不安まじりの声が言うから余計に胸がグッとなった
サンタクロースが来るような歳じゃないんだから
幸せは彼女と二人見つけにいかなきゃ なぁ
この先巡り逢う悲しみや不幸せが
幸せのその数を追いこさないように
手を繋いで さぁ、行こうよ
サンタクロースのいない夜を越えたあと 幸せを二人探しにいく朝
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