|
|
|
旅路
|
作詞 タクワン |
|
僕たちは同じスタートラインにいたはずなのに
いつの間にか見えなくなった誰かの後を追うように
息切らした分だけの成果が果たしてあったのか
それすらもわからないまま孤独な旅路は続く
この先何十年とこの気持ちを背負っていくとして
仲違いしないようにそれでも受け入れぬように歩いていかなきゃな
幼い日に憧れてたはずの未来と
今の自分の立っている場所を比べてしまうけれど
振り返ればでたらめな歩幅をしている
僕が残した足跡がほら少しだけでも進んでるんだと教えてくれている
人ごみに紛れることばかりがうまくなったけど
目的地がどこなのかをたまに忘れそうになる
見たこともない新しい道へと足を向けるたび
知らない誰かの笑い声がなんだかやけに煩くて
目を閉じ耳をふさいで思い浮かべた場所があるのなら
何も迷うこともなく他に見向きもしないでまっすぐ行けたらな
誰もがみな正解なんてわからないままで
右往左往を繰り返しては手探りを続けてる
そして今は踏み慣らされたこの大地が
迷える僕に手を差し伸べて怖くないんだと教えてくれている
いつの日にか僕がたどったこの旅路を
心からの笑顔で話せるそんな日が来るといいな
転びながらたまに後戻りしながら
それでも僕は自分の足でしっかりと歩いてきた
今はまだでたらめな歩幅をしている
その足跡を刻み付けよう僕の心にまだ見ぬ道の先へ
旅は続いていく
|
|
|