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貴方が私の全て
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作詞 愛蝋-arow- |
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いつの日か覚えてる?
あの涼しくなり始めた
夏の終わり 秋への始まり
毎晩来てたあなたからの着信が
いきなりはたりと鳴らなくなった
"愛してる"という歌詞
聞こえてくるたびに幸せを感じ
言葉にできない気持ちと心
かけてもあなたの声はしない
待っていても時が過ぎるだけ
いつか会おう 必ず会おう
そして抱きしめてキスするよ
そういったあなたの言葉が
今でも鮮明によみがえる…
「ばいばい」言えずに
あなたは逝った
会うこともできず
お互いの夢が叶う事もなく
もう 会えないの
いつの日か覚えてる
出会ってまもない夏の明け方
先の見えない未来に不安になって
お互いしゃくりあげながら
一緒に泣いたあの朝を
"愛してる"と少しだけ
あなたが呟いてくれることに
それだけで微笑み それだけで涙し
もう聞こえない聞けないあなたの声
もっと聞きたい もっと…
私の夢の中にあなたが出てきたよ
笑顔で「ばいばい」私に言った
微笑む傍ら流れる涙
お花畑に向かって歩き出す…
「ばいばい」言って
あなたは消えた
明るく晴れた綺麗な空
少しずつ遠くなる
見えないあなたの背中
涙は出さない 泣いてはいけない
何時だって強く優しかったあなたへ
私の涙は見せられない
あなたの顔も あなたの声も
あなたの温もり あなたの心
何もわからないまま 知らないまま
そうして遠くへ去って逝って
いつか消えて見えなくなる
ただ私の心にはあなただけ
真っ白なノートにはあなただけ
あなたと私が手をつなぎ
幸せそうに微笑んでいる時を
少しだけ 描いてもいいですか
「ばいばい」言えずに
あなたは逝った
会うこともできず
お互いの夢が叶う事もなく
もう 会えないの
「ばいばい」言えなくとも
「またね」は言える
天に向かって私は言うよ
会えないことはない
いつか会おう 必ず会おう
明るく晴れた夏の日に
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