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桜舞う頃、君時雨
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作詞 Group.A |
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桜の栞を挟んだままの
アルバムをひらいた
君の笑う顔が映ろう画を
右の掌で優しく包んだ
今でも忘れられない
青春の一途な恋物語
渡せないで時を過ごした
ラブレターを手にとって
桜舞う頃、ささやかな君時雨
涙がぽつり零れ落ちる
もう二度と戻る事のない
余韻を忘れられないまま
桜舞う頃、かすめる君時雨
渡せなかった手紙を
さりげなく想いを積み重ねた
栞と共に今年も綴じる
いつもよりも早い開花予想に
胸を一杯に膨らませて
ひとり自転車で駆け抜ける
蕾のまま並ぶ街路樹の中道
誰からも愛される存在に
優しく言葉を投げた
返事すら聞こえない一瞬の
静寂に温かい風が横切る
支えられたり守られたり
今年も僕の心を満たせて
春の日を彩る桜の花びらが
ひらり人の心に舞い散る
理不尽に過ぎる季節の中に
忘れてきた何かをそっと
蘇らせてくれるのは君に似てる
君であって欲しい
立ち止まっている間にも
時は流れる
世界は廻る
前へ進む為に僕は
何をすればいいんだろう
桜舞う頃、ささやかな君時雨
涙がぽつり零れ落ちる
もう二度と戻る事のない
余韻を忘れられないまま
桜舞う頃、かすめる君時雨
渡せなかった手紙を
さりげなく想いを積み重ねた
栞と共に今年も綴じた
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