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旅人の詩
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作詞 Group.A |
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時折降る雪を両手に乗せては溶かした
知らぬ間に望まなくとも季節は春へと変わってく
振り向けば足跡が淡々と延びている
出発地点なんて分からないくらい果てしなく遠くから
捜し続けてる明日はきっと臆病で
少しだけ恥ずかしがり屋なんだ
繰り返す季節の中で昨日と今日に
いつも支えられているんだろ
時間が経てば忘れてゆくものがあればあるほど
新しく手に入れるものも少なからずあるはずさ
前を向けば誰かが両手を振って待っている
それが生きることに疲れた旅人が見つけた希望の光
辿り着いた場所を人は未来と言うけど
絶対にこれを終着地点と呼びたくない
繰り返す季節の中で僕は大人になった事実
いつも名もなき明日を指差している
夢を抱いた所で叶いっこもないじゃん
希望を抱いた所で苦しみすら吹き飛ばない
ずっと背負い続けている重い荷物を捨てろ 捨てろ
僕は僕の生き方を否定も肯定もしたくない
時に傷つけたり褒めてあげたりで強くなりたい
名前のない無口の旅人は今日も長い旅路の上
根拠のない未来予想図を信じて歩いてゆく
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