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作詞 ユウ |
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遠く後ろを振り返れば
まだ白いままの彼がいて
陽射しの下 煌々と
拓けた日々 粛々と
繰り返すうちに歩みは鈍り
白はいつしか深い黒へと
嗚呼 記憶の底まで
ほとんどの綺麗なところと
ほんとうに汚れたところを
置き去りにして
嗚呼 声までも見失って
耳を塞いでも聴こえないのに
僕はまたあの日に行き着く
積み上げた灰でたどり着く
感情の記憶 染み付いていて
最上に孤独 震えている
慟哭を沈黙で掻き消して
薄曇り 繰り返すコールを
歩み鈍らせる枷の正体を
欲しいを振りかざしたその先を
「全ては時間が解決する」
それは気休め わかってるから
歩み続けたことへの自負を
刺すかのようなフラッシュバック
嗚呼 記憶の底まで
ほとんどの綺麗なところと
ほんとうに汚れたところを
置き去りにして
嗚呼 声までも見失って
耳を塞いでも聴こえないのに
僕はまたあの日に行き着く
積み上げた灰でたどり着く
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