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スローステップ
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作詞 ユウ |
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夜風に吹かれて 飛べる気がした
名前も知らない 近くの公園
告げた思いは 君に届くだろうか
「あなたは素敵な人だから」
悲しいトーンが離れない
君に触れたいと 漠然と思った日
期待などしないと 誓ったはずなのに
心、押し殺しても 抑えきれぬままただ
儚い想いをさらってゆく
『いつかもっと、
大人になれたなら』
映えない化粧や 根元だけ黒い髪
その全てをずっと 見続けていたい
満たされぬ日々を 投げ出しそうで
あの日の君の優しさで
新たな季節も歩けない
あとどれくらいの 時間を眺めているの
君をどこまで 見つめていられるのか
ただ、すれ違いが 悲しすぎる別れだけは
訪れませんようにと
『あなたのもとへ、
行きたいと思う』
半端な月の夜
もう一度あの場所へ
飛べる気がした
想いを告げた場所へ
緑のボタンは押せなくて ただただ君を想っていた
空の月がにじんで 霞んでやがて消えてゆく
優しく厳しいあの言葉 抱えて今も立ち止まる
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