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傘の下で
作詞 さとし
急に降り始めた雨は冷たく
急ぎ足の人はひとり、ひとり
風はその隙間をすり抜けて
街にビル風

雨の中で僕らはひとりぼっちを
迫られているのかもしれない
だからこそ
我先にと先を急ぐけど、なおさら
ひとりぼっちになっていくんだ

喜怒哀楽ないまぜの人生は
梅雨を振り続ける雨のようだ
逃げ場もない駅で
尊厳のはらはら落ちる

総武線の遅延は自殺のせいで
駅の構内に蔓延した苛立ちは
僕の首を絞め上げている正体だ
雨は冷たく、雨は冷たく

無表情で愛の歌を聴いてる
何も聞かないためのイヤホンで
愛はどんな声で泣くのだろ
夢はどうだろ

不意に街にかかる虹のアーチは
あの日入れてくれた傘のようだ
居場所のない僕に微笑んだ
まさに希望だ

傘の下で僕らの歌をうたおう
ひとりで生きろと責める時代だからこそ
そう僕らはひとりじゃないって歌おう
ほらこの虹のアーチの下で

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 傘の下で
公開日 2017/06/29
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 我ながら下手くそだなって思いながら
でも書きたいこと書きなぐってみた
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