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旅路(みち)
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作詞 さとし |
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1、露が頬に朝を告げる
土の香る静かな春
濡れた路に咲いた笑みに
通りすがるひとりの旅
ああ、なぜにこんなにも
ああ、涙、あてもなく
風に震える眉目美しき
我が行く手は遥か
風に香る淡い紫の彩り
2、光の川に日は香り
川面の葉はとめどもなく
ひとり想う遥かな友
遠く過ぎたせせらぐ故郷(まち)
ああ、なぜにこんなにも
ああ、空は果てしなく
時代(とき)に行く手を阻まれても
我が轍は遠く
たとえ経る月日に消されてしまっても
緑は萌えて、大地は光り
その中で儚く消えていく
私は賢い狼じゃなく
愛におろかな蝶でありたい
我が瞳に燃ゆる
茜の空、遠い故郷の町並み
風に震える眉目美しき
我が行く手は遥か
風に香る淡い紫の彩り
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