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歪曲連鎖
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作詞 音氷夜 零鎖 |
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酷く歪んだ大人が造った 酷く歪んでしまった道路
ぐにゃりぐにゃりと曲がりくねった
醜い道路の側で彼等は スコップ抱えて一言放つ
しっかり真っ直ぐ歩いてみろと
僕等は醜い道路を歩く 躓き転んで満身創痍
そして僕等は吐き出す歩けない
酷く歪な大人は噛みつく さあ進めよと歩けるはずだ
歩けないなんて言い訳をするな
曲がった大人は気付いていない
自分が歪んでいることにさえ
僕等もいつかは歪んでしまう?
言いなりになるそれだけならば
歪みたくない、歪みたくない、曲がりたくない
真っ直ぐでいたい−−−−。
崩れきった魂抱えて 歪んだ大人は何処を彷徨う?
ふらりふらりと道歩いてゆく
疲れ切った心抱えて 歪んだ大人は何処歩んでく?
宛てもないのに必死に歩く
可哀想な彼等を見て 僕等は一体何を感じた?
転んでも気付きやしない大人に
可哀想な彼等を見て 僕等は一体何を見たんだ?
曲がった大人は気付いていない
自分が歪んでいることにさえ
僕等もいつかは歪んでしまう?
言いなりになるそれだけならば
歪みたくない、歪みたくない、曲がりたくない
真っ直ぐでいたい−−−−。
唯、只管藻掻く大人に 自由を奪われ手枷 足枷
壊れた彼等 腐った彼等に 自我を奪われ人造人間と化す
歪んだ躰を引きずりながら 金剛石の躰を引きずりながら
僕等、歪んだ道路の側で スコップ抱え
吐き出していた 何時かの言葉
僕等、彼等に何時かの言葉を 遠い昔に吐いた言葉を
忘れた言葉を吐き出されていた
曲がった大人は気付いていない
自分が歪んでいることにさえ
僕等もいつかは歪んでしまう?
言いなりになるそれだけならば
歪みたくない、歪みたくない、曲がりたくない
真っ直ぐでいたい−−−−。
茫然自失、立ち尽くしても
もう手遅れさ 気付けなかった
小さな願いは届かないまま
歪みきった道路を造る
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