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忘れられない空
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作詞 ちく兵衛 |
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何気ない日々の中で
静かに消えてったものを見つめた
ささいなきっかけを
探していただけの僕を振り切って
飾った写真にはない
こころの隅っこにそっとしまった
写真は 思い出したい
時だけ取り出せるようにしたんだ
笑った顔 なびく髪
今では もう叶わない願いだから
抱きしめてた 気持ちを
やっと伝えられた“I love you”
帰り道 見上げた
忘れられない あの日の空
いつもと同じはずの
景色は少しだけ色が違って
歩幅が狭くなって
時間がゆっくりと過ぎた気がした
窓から見上げていた
その日の夜空には星が浮かんで
何にも考えずに
眠りにつけるまで眺めつづけた
はしゃいだ声 その仕草
少しだけ 遠くに感じてしまう
舞い上がって やぶれた
シャボン玉のような“I love you”
今夜は涙で
滲んでいく あの日の空
優しさ 切なさ 歓び 哀しみ
同じ場所で感じてる想いは
いつでも交差し痛みに変わって
絞めつけてる その先はあの空
あの気持ちにたたずむ
ことができたのなら きっと
こんなにつらくて
哀しい想いしなかった
抱きしめてた 気持ちを
やっと伝えられた“I love you”
すべての想いを
沁みこませた あの日の空
忘れられない あの日の空
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