|
|
|
目の前の空白
|
作詞 ♭ |
|
「誰かに気づいて」と 馬鹿みたいに泣いて
空っぽの自分の 心の中 探る
痛みもいつかは かすれてやわらいで
無かった仕草になる前に
声を出して 腕のばして
出てきた杭を殴られ
「それでも今は進むしかない」
ダレも彼もが言うと 白けるんだよ
声を出して 腕のばして
杭のフリにも満たないのは
掘り下げては締め上げた
呪うように始めたから
祈るように終われはしない
「誰か気づいて」と あの意識だけご立派
穴だらけの自分の ねばついた本音 見ない
悲しみもいずれは 薄まって違う悲しみへ
飲み干せる温度になる前に……
私は…「タスケテ」
私は…私は…
己に酔ってるだけでいい
「誰か気づいて」と馬鹿みたいに泣いて
空っぽの自分の 心の中探る
痛みもいつかは かすれてやわらいで
無かった仕草に変わり果てる前に
残すの……目の前の空白
|
|
|