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円舞
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作詞 ♭ |
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ゆっくり歩く
風に揺られて 赤に混ざる黒
かすかなズレも
許さない 歩幅さえも
白い足が 凛とはねて
踊る 神楽
鳴り響け 鈴の音
ただこの世界に この一瞬に
君と二人 向かい合う
そっと 静まる
音を逃す
喉の奥張り付く この時を待ってた
しゃらん しゃらん
刃躍らせ
ゆわん ゆわん
手首を返して
しゅらん しゅらん
殺しちゃ遊べない
いとわない
とは口だけだろうよ
刃先が 火花散らせ削った
誘うように 後ろ手 振り回す
知らない 聞こえない 知らない
そんなわけないでよう?
めがけるはその首元
しゃらん しゃらん
刃踊らせ
ゆわん ゆわん
手首を返そう
修羅ん なれば
何も惜しくない
愛しいが
愛しいままだよ
互いの刃 一度 手放す
違う鞘 違和感をためこんで
ずっと ずうっと この一瞬を待っていた
心のまま吠えることもしないで
しゃあらん しゃあらん
赤い一筋も
ゆらん ゆわん
足蹴にした誇りも
しゅらん しゅらん
嬲りあうように
交わる刃が 鈍く淡く光る
しゃらん しゃらん
刃躍らせ
ゆわん ゆわん
手首を返して
殺しちゃ遊べない
いとわない
とは口だけだろうよ
まだ明るい
終わりが 鳴る
まだ 生けると
鼓動が止まる
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