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夜啼き唄
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作詞 ♭ |
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浮足立った夜空よ
雨粒以外を欲しがる
歪 一つ 気のせい
違う 二つ ぶれていく
読めない星座と流れ星
アレが散ったら台無しで
高さ 零で マイナスへ
沈み方さえ なっちゃいない
いない
こと切れる前に 何を道連れよう
どれにしようかな 選ぶほどないのに
浅い記憶の奥 悲鳴上げずに終わる
なんて つまんない 生き物か
欠けて
何かを汲んだ空気よ
生ぬるさだけはお上手ね
伽羅 十(とお)と 忘れてた
真珠 十一(といち) 売り払え
横並びの欲望は 仲良く そう
お帰りよ
零も位置も数えない
君の涙嘘っぱち
わかりきった喜びを
感じないと怒られる
「そうじゃない」と駄目かしら?
「そうじゃない」のさようなら
こと切れる前に誰のウタ口ずさもう
どちらにしようかな 選べないくせに
掠れて歌う 音をはずしたそのままで
なんて くだらない 死にざまか
愛しいと
泣いてくれ
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