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アリの巣
作詞 ♭
息を止めたまま かきむしる砂
指を突き刺して 目指す新しい僕
どこかプラスチック 慣れてしまう前に
「ここからでてかなきゃ」デジャブ起してる


誰だって「降りた」ように ひらめいた言葉で
引きずり下ろしたいのさ
昨日見上げた 月が誰かのモノになるのは許せない から


透明な傷の上 ずっと君を探すよ
なじめないままの 瞳を抉って


夜がふさいでく 小さな道しるべ
口の中ざらつく 砂渇いた 雨
掘り進むこと 快感に変わるの?
「ここじゃないんだ」 また僕が叫ぶよ


透明な傷の上 ずっと君を探すよ
なじめないままの 瞳をこらして
怖がりな僕は 最後に行けない
笑い方も違うと 嘘づいて笑った


誰だって 僕だって 先ん出て笑いたい
出口を見つけた あの子 愛おしい 逆
冷たい 暖かい 砂は蜃気楼
ずっとこのまま 埋もれて絶えるよ…


透明な傷の上 ずっと君を探すよ
流れるわけない この詩(ウタ)重ねて
空けたままの 嘘を許して

透明な傷の上 ずっと君を探す
砂に溺れた 僕を探して

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル アリの巣
公開日 2011/07/27
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 「アリの巣観察キット」をテーマに書いてます。探したいのか、探してほしいのか、わかんなくなる感じで…アリの巣作りながら迷子になってるね。
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