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意図的
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作詞 鈴音 春 |
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そう、それを君に伝える術を考える
それにぴったりの言の葉を考える
「偶然」
いや、違うだろう。この星には1億人以上の人間がいる。
偶然だとしたら僕らは出逢ってはないだろう。違いすぎるから、僕ら。逢ったとしても道ですれ違うくらいだろう?
じゃぁ、「奇跡?運命?」
いいや、そんな綺麗な言の葉で飾らないでくれよ。それとも君は運命とか奇跡とかを信じるのかい?もし運命だったら、運命は何故は僕らを出逢わせたんだろうね。
偶然でもない。奇跡でも運命でもない。
なんだろう
何だろう
なんだろう……
―解ったよ。それにぴったりと当てはまる言の葉。それを表現するのに最適な言の葉
「意図的」だろう
神様がそう仕組んだんだ。わざとね。こいつ等がいつか出逢うように世界を動かしたんだ。
……いや、違うかな。僕かもしれない。そうだ。仕組んだのは僕だ。君と話したくて、笑いたくて、泣きたくて。
僕が仕組んだんだ。
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