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繋ぐもの
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作詞 鈴音 春 |
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ねぇ、僕等を繋いでいるものはなに?
それは君の目には見えている?
僕の目には見えてないや
人やこの世界の嫌なものだけを見すぎていて
現実逃避で夢ばかり見ていたから
僕の目は失明寸前
ねぇ、僕等を繋いでいるものはなに?
君には解る?
僕には解らないや
長い間何も考えずに生きてきた
現実逃避で夢の中でふわふわし過ぎてたから
思考回路は途切れる寸前
君は見えないと言ったね
解らないとも言ったね
じゃぁ、何故僕らは一緒に居るの?
独りじゃ不安だから?
不安を埋めるように手を繋いで
傷を舐めあうようにキスをするの?
そんな不安を君にぶちあけたら
君は静かに微笑んだね
そして
「あなたには“愛”がないの?」
と言ったね
僕らを繋いでいたものはなんだったの?
君は知ってた?
僕は知らなかった
僕が余りにも幼すぎて
君は余りにも大人すぎて
今の僕なら少しでも君とつり合うだろうか?
今の僕を見て君は「成長した」と言ってくれるだろうか
いつか神様が暇だからって理由で悪戯を仕掛けるんだ
その悪戯はもう一度僕と君を回り逢わせるんだ
人はその悪戯を“運命”って言って
喜んだり、哀しんだり、憎んだり、感動したりする
僕は願ってもないことだ と嬉しくなるけど
君は如何かな?
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