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紅
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作詞 歩く珊瑚礁 |
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砂利道を二人で
手をつないで歩く
僕は照れ臭そうに
頬を赤らめながら
夕暮れの赤に並んだ二人の影が
溶けていくように揺れている
ねぇ君は今も僕と同じ気持ちでいるかな?
確かめるすべは持ち合わせてはいないけれど
もうすぐで君は
僕の手を離してしまうと
震える僕の心
少しだけ強く手を握る
時間はゆっくりとすぎるけど足りなくて
スピードを緩めて口を閉じた
ねぇ君は今も僕と同じ気持ちでいるかな?
足音だけが僕の耳の奥に響くけれど
バイバイ
手を振るたびにあふれる涙
バイバイ
明日なんて来なくていい
バイバイ
君の後姿が遠くなる
バイバイ
「またね」って
そう聞こえた気がした
砂利道を一人で
空っぽの手のひらを握りしめ
僕は歩き出す
今まで歩いた道を
君と歩いた道を
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