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空に唄う
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作詞 歩く珊瑚礁 |
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疲れたから休もう
ゆっくり息整えよう
おもいっきり息を吸って
前向けたなら走ろう
木漏れ日がまぶしくて
帽子を目深にかぶって
葉がこすれる音を聞いて
揺れる影を踏みつけた
青い空の碧さが少しだけ目にしみるけど
一人きりの部屋に置いていったのは
使い古されたスニーカーをひとつ
昨日よりも少し今日が晴れたのなら
流れる雲にものって行ける
そんな気がした
街から流れ出す
流行りの恋のうた
今日も世界のどこかで
誰かがキスをねだった
雨上がりの空気は少し湿っぽくて
水たまりに映るのは不安げな顔で
そんな昨日が嘘みたいな
意地悪げな太陽に
僕は少しだけ顔をほころばせて笑ったんだ
真新しい今日とぼやけている明日
鼻歌交じりでゆっくり走り出す
ふと振り向くと涙が出そうで
蜃気楼のように揺れている昨日
一人きりの部屋に置いていったのは
使い古されたスニーカーをひとつ
昨日よりも少し今日は晴れるようだ
流れる雲にのりどこまでもいける
そんな気がした
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