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If〜もしもの話〜
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作詞 常田良平 |
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「もしも、楽しかったことだけ記憶に残せる機械があったらあなたは使う?」
彼女は僕に言いました
正直迷うところだ 消したい気持ちもあるし
けれど嫌な思い出も 背負って生きていくのが人間の義務みたいなもの
だから僕は彼女にこう言いました
「使っているかもしれない。けれど嫌な思い出も背負って生きていくのが人間の義務みたいなものだよね」
すると彼女は
「そうね」
と僕に一言
この世界の一部分を絶対に変えてはいけない それが僕の考えだ
「もしも、デスノートがこの世にあったら谷崎は使うか?」
村田は僕に言いました
正直殺したい人間はいる それが僕の本心だからね
けれどそんなことは出来ない だってあの人だって誰かに愛されているからね
だから僕は村田にこう言いました
「使ってみたいよ。けれどねあの人だって誰かに愛されているんだよ」
すると村田は
「そうだな。自滅とかするまで待つか」
と僕に言った
嫌な人がいたって殺すことは出来ない 悲しむ人が必ずいるから
欲望が多いこの社会に 産まれ育った僕や彼女
欲望は時に人を傷つけ 古傷をその人の心に残していく
この世界の一部分を絶対に変えてはいけない それが僕の考えだ
だから 欲望に負けずに生きていかなくちゃいけない
そう 生きている限りはみんなね
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