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キスをする振りで
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作詞 えりんぎ |
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淡いアカネ色 とがっては下る
追いつけないくらいに 遠くへと沈む
またよみがえる まぶしい青色
その白い雲さえも わずらわしい
そばにいてほしかった 素直に言えなかった
本当は構ってほしい 寂しがり屋だから
けど 甘えるなんて すがるなんてできなくて
バカなプライドで僕が僕を独りにする
さよなら キスをする振りで
本当の口付けは もう、してはいけない
ありがとう 言えたらカッコいいけれど
心だけが立ち止まったまま 意地ばかりが残る
歪む暗闇が 星をくらます
月は碧色を離れ 虚ろを突きつける
繰り返し来る 明るい日差し
もう心を透かすのは やめてくれ
昔に戻りたかった 無邪気なあの日々がほしかった
いつからこんな風に なってしまったのだろう
あぁ 明日になるのが 夜が明けるのが怖いなんて
君がいない それがこんなに重要だったなんて
ごめんね 小さく言う
本当の寂しさは もう、伝えてはいけない
さよなら 今度こそ振り返りはしない
君のいない明日に 早く光をつくろう
さよなら キスをする振りで
本当の口付けは もう、してはいけない
ありがとう カッコよく言ってみせる
だから 早く僕から消えてくれ
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