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黒兎
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作詞 なむP |
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ゆらゆら流れ着きました
彼女はそっと瓶から出て
辺りをぐるりと見渡すと
まるで小さな子供のように
大きな瞳を輝かせ
一歩 二歩と 歩き出す
一歩 歩けば星空が
二歩 歩けば天の上
そうやって進む彼女の先に
黒兎がお辞儀した
「 此処はいったい何処ですか ? 」
「 此処は誰も知りませんよ 」
「 あなたの名前は何ですか ? 」
「 それも誰も知りませんよ 」
She came to a strange new country...
そろそろ彼女は帰る時間
闇夜に溶けた黒兎
彼女の手をとり走り出す
「 Go as quickly as you can.
決して振り向いちゃいけないよ 」
彼女は瓶に乗り込んだ
また揺られる時間
彼女は何を思うのだろう
そっと触れたガラスの表面
その向こうで光るのは月
ふと思い出すのは素敵な時間
あの黒兎を思うのでしょう
短い時の中でのお話
その国は誰も知らない
She cried as she said good bye to her country...
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