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放課後の号令
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作詞 魚n.憂 |
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きーん こーん かーん こーん
きーん こーん かーん こーん
チャイムが鳴って また一日が始まって
教室の中は人だらけ 僕の脳内鬱だらけ
理科の教科書 破らないでください
漢字のノート 返してください
先生 保健室に行かせてください
お願いします ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい・・・
僕は 僕は 下を 向いて 音を 出さずに 泣いていた
優しい 友達 いないから クラスでは いつも ひとりぼっちだよ
チャイムが響き また一日が終わってく
教室の中に一人だけ 僕はボーッと立っている
下駄箱の靴 盗まないでください
壊れた鞄 直してください
先生 もうあの世に逝かせてください
お願いします ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい・・・
誰も 誰も 気には しない 僕の 存在 なんてもの
大きい 夕日が 燃えていた 飛び込んで 燃えて 消えてしまいたい
「隣の席の女の子は、掃除当番なのにサボって帰りました。
その子は教室を出る寸前に、『掃除の手伝い』と言って僕の顔に雑巾を投げました。」
叫ぶ 叫ぶ 窓を 開けて 今日は 日直 だったから
人生 最後の 号令を 校庭で 走る 人殺し達に
叫ぶよ 大きな 大きな大きな声を上げ 人殺し達に
きりーつ、きをつけー、とびおりー、
せんせい さよーなら。
みなさん さよーなら。
この世に さよーなら。
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