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ラスト オブ スプリング
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作詞 守田晃 |
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真っ暗な闇の中で
湿った感情が重く渦巻く
必死にもがいても浮き上がれなくて
ただひたすらに自問自答を繰り返す
思い出したいことがあって
夜通し探したけど見つからなくて
どうにかして思い出さなきゃ
ここから出られない気がした
逃げ道を必死に正当化して
進むべき道に変えようとした
大切な夢を逃げ道で埋めつくして
自分を納得させる歌をかいた
思い出したいことがあって
きっとそこに自分がいて
慰めてもらおうとしていて
でもやっぱり見つからなくて
重たい足を引き擦りながら
知らない景色の中を放浪するうちに
過去に自分が放った言葉の中から
這い上がる術を見つけた
それに気付く直前
体の中を鋭い閃光が走った
闇を抜け出した後の足取りは
驚くほど軽いものだった
「取り繕うことに力を注ぐくらいなら
前人未踏の道を命懸けで拓いてゆけ」
逃げ道を大切な夢で埋めつくして
自分を励ます歌をかいた
幸せを感じた時じゃなくて
死にたくなった今だから
生きてることを実感した
生きてるから死にたいんだ
腐りきっても抜け出して
立ち止まったり寄り道をしてでも
自分が自分に示された道を
歩き抜いた人に勝利のゴールがある
落ち込んで悩みに悩むことは
精一杯生きてる人の特権
悩むことがなければ
成長することもない
ドロ沼から這い上がれたら
瀕死状態でも勝利の旗を振れる
汚れた手は洗えば落ちる
傷痕は残って味方になる
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