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スパイダースレッド
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| 作詞 守田晃 |
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夢をみれなくなった
希望を持つことが苦痛になった
壊れた心を抱えて冷たい壷の底へと
渦巻きながら落ちていく
楽な方を選び続けて 空気は薄くなった
錆びついた心は 触れただけで崩れそうだ
涙と汗とが混じって
顔を伝って流れ落ちてく
夢をみれなくなって
希望を持つことが苦痛になってから もう随分と時間が経った
破裂寸前の時限爆弾を抱えて
灼熱の砂漠を震えながらさまよう
楽な方を選び続けて すっかり暗闇に迷い込んだ
崩れ落ちたプライドは 風に吹き飛ばされて消えた
涙も汗ももう出てこない
ただ体が軽く感じる
とうとう意識が遠のいてきた
辛うじて指先は動く
力尽きる前にもう一度
優しい太陽を仰ぎたい
夢をみれなくなった
希望を持つことが苦痛になった
暗い世界を抜け出したかった
まだ夢をみていたかった
希望を持っていたかった
こうなってしまったのは
誰のせいだ 自分のせいか
夢をみることができない
希望を持てない世界で
一筋の白い光が見えた
それは細くて脆い白い糸
暗闇に光る救いの白い糸
切れないように
切れないようにと
震える指で掴んだ
目が覚めた
いつのまにか寝ていたんだ
掌に輝く細いが強い命の光
この世の果てより
救い出してくれたそいつを
外へ逃がしてやった
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