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ユキ
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作詞 その5 |
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触れ合っても届かない
何もない空間の色
そこにあるのは未来?
瞳には何も映らない
心の所在は未だに
どこにも足を付けられず
ここにただ立ち尽くす
この空っぽの体に
できることは傍にいるだけ
凍りつく冬の命が
全てを白く染めてくれる
それを踏みにじり歩く
掴んでも消えてしまう
最初から無いように
そこにあるのは償い
傷つけた数の痛み
心が消えてしまっても
何気なく呼吸を繰り返し
ただ生きているのだろう
それしかできなかった
何も望まない掌に
届くのは白い罪
全てを埋め尽くして欲しい
でも生きてしまうのだろう
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