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結晶
作詞 その5
そっと触れた硝子の扉
降り積もった雪が凍らせた
白い結晶が散りばめられた
美しくも開かない未来

閉ざしたのはきっと自分
少しずつでも溶かせばいいのに
冷たさに手を引いている

透明な表情が憎らしいくらい
その向こうが輝いていて
柔らかい光の屈折の先に
僕の探しているものがある
決して手の届かない心

ふっと目を向けた未来に
思い描く夢は鏡合わせに
無数の可能性の中の
たった一つを選べない

通り抜けた過去の理由
少しずつ反れていった轍
それでも真直ぐだったんだ

深深と積もって白く染めてよ
もう一度何も見えないよう
最初の一歩を踏み出すために
僕はこの身を委ねて待つ
決して手の届かない深み

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 結晶
公開日 2007/12/29
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 透明な雪。
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