|
|
|
リターン
|
作詞 その5 |
|
埃をかぶった本みたいに
過ごしてきた記憶が埋もれて
ふと探し出すと見つからなくて
どうでもいい時不意に見つける
口先から溢れたコトバも
知らず知らずに変えてしまう
見上げた星空の中に
2人のある形はそれぞれ
ほんの些細な理由を
思い出して思い出して
ようやく築き上げた未来は
あの日の夜を越えるだろうか
繋ぎとめた手の暖かさ
二度と忘れたくなくって
沈みゆく太陽の陽をあびて
オレンジに映る瞳を見つめた
瞬間の切り出しをしてみても
永遠はどうにも貼り付けられない
委ねた想いは空の彼方
同じ星を探して彷徨う
吐く白い雲の中に
2人の見る夢はそれぞれ
ほんの些細な理由を
紡ぎだして思い出して
ようやく伝えた言葉の意味は
あの日の夢を越えるだろうか
空を彷徨う右手の先
二度と離さない思い出も
|
|
|