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雨の日
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作詞 その5 |
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数え切れないほどの矢が
僕の肩を無数に撃つ
痛くて仕方ないはずなのに
想うのは君のことだけなんだ
配置図の予想じゃ詠みきれない
女心と秋の空?
秋晴れだったらまだ良いさ
春雨でも夕立でもいい
この呼称の分からない
雨をなんて呼んだらいい?
今、ひとつ浮かんだのは
いつかこんな日にした
約束の君の名前だけ
止みそうにない雨水の中
身を守る術を教えて
ビニールでできたごまかしじゃ
本当の事を守りきれない
僕には突然の雨だったとしても
世界には予告済み?
誰しもが横を通り抜け
僕をどっかで嘲う
この耐え難い苦痛から
僕を見つけ出してくれない?
今、僕に欲しいものは
保身の道具でなく
約束の君って人だけ
この雨は冷たいのだろうか?
ならばそれはそれでいい
君が現れるなら幾らでも
僕はこの身も傷つけるから
この確信のある不安から
僕を救い出してくれない?
今、すぐじゃなくていい
そのために濡れるから
約束のごめんを言わせて
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