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ROSE NOIR
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作詞 水影つばき |
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春の夜明け桜散る
朧月 照らしだす
浅い眠り 薫り立つ
ふわり ふわり 舞って
貴方の影 追い掛けて
掴むのは 冷たい鏡
頬を伝う 雫はね
ほろり ほろり 涙
小さな微熱に
蝕まれる この身体
燃えて 灰に変わる
目の前には茨の路
絡み付く 刺に苛まれ
私の胸にひとつ
毒の薔薇が
咲くのでしょう
闇天(ヤミゾラ)に 浮かぶ雲
憂い無く 翔んでゆく様に
迷いも無く 歩いてく
背中 前に見えた
硝子の鳥籠に 囚われた
小鳥の様に
縛られたまま 出られない
夜の帳(ヴェール)身に纏い
真夜中に 唄を紡ぎだす
十字架を 握り締めて
愛に溺れていくのでしょう
春の夜明け 桜散る
朧月 照らしだす
浅い眠り 薫り立つ
ふわり ふわり 舞って
幼い日の淡い幻想(ユメ)
微かに記憶が蘇る
春の真昼見た夢は
遠い希望(ユメ)の終わり
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