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嘘つきと燕
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作詞 こむいち。 |
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あなたからの愛が
煩わしくなったから
私は薔薇の水を飲み干すの
あなたからの哀願
どうにもくすぐったくて
私は小指の爪だけ伸ばすの
似つかわしいのか
似つかわしくないのか
私とあなた
笑顔だけはいつも下手くそ。
穏やかな抱擁
どうしてあなたは泣いてるの
細やかな昂揚
どうして私は知ってしまうの
愛を、愛を。
あなたからの愛を
支え切れなくなりそうだから
私は左胸に狂気を彫るわ
あなたからのお喋りは
いつも少し悲しさを匂わすから
愛撫はぎこちなくなるばかりよ
似つかわしいのか
似つかわしくないのか
私とあなた
何一つ等価ではないのにね。
穏やかな抱擁
どうしてあなたは泣いてるの
細やかな昂揚
どうしてわたしは知ってしまうの
愛を、愛を。
まるで自由で
まるで素敵で
まるで平等で
だから許せなくて
幾度も
幾度も
許せなくて、許せなくて
穏やかな抱擁
どうしてあなたは泣いてるの
細やかな昂揚
どうしてわたしは知ってしまうの
愛を、愛を。
あなたからの愛が
煩わしくなったから
私は薔薇の水を飲み干すの
私は
そうするだけなのよ。
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