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それはひみつ。
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作詞 あくたがわ |
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水色のキャンディー口に放り込んで ずっとテレビを眺めてた
すぐ横で疲れ切って 目を閉じたまま、彼。
見ちゃいたい裏の裏まで
やや浮足立ってる その血管の中身とか ずっと前から消えない古傷とか
どーなってるのか見えたらいいのに
全部体の内側から 細胞のひとつひとつを 愛でたいような そんな感じがして
…されど愛されたいや、、
得体の知れないところを舌で這う以外の何かで
少なくとも 君自身と同等に大切であること証明して
起きているうちに…
水色もいよいよ溶け切って テレビはさっきから見てもいないや
彼は自分の彼女の下着掴んで離さないけど、 その肝心の彼女には背を向けてるのね、
可笑しな話です
若さだけの無邪気さに振り回されて 傷付いたような気がしていても
恨むことも咎めることも 出来ないのは 優しさなんかじゃない
ただあたしはそうして生きてる今が 楽しいから
それから何時間経った後だろう
彼と彼女は頬をぴったりと合わせて おんなじ寝息立てて眠っていた
それは知らなくていいの 彼女は知らなくていいの
きっと翌朝には笑顔で 散々悪態をついてるだろうし。
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