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snow
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作詞 卓弥 |
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ポケットの中に眠らせた
一つの弱さを 隠し続け歩く
バレてしまうことや 罪の意識より
虚ろにふらつく 今が少し心地良くて
暖をとるために入ったその場所で
予期せぬ出逢い
分かりきっていた事なのに
その全てを隠していた
後ろめたさに支配されても
また明日は来ると 疑いもせず
口を塞いでいればいるほど
嘘をついて いればいるほど
逃れているようで 追い込まれてた
焦燥に揺れる 今が少し心地良くて
次第に窓の曇りが晴れて
暖かさに包まれ
降り積もる白い地面の上
足跡を作りまた埋めて
最後は決まって消えてしまうから
諦めが肝心と 思い始めてた
このポケットに眠る小さな罪
どんなに小さくても それは過ちで
どうせバレてしまい私は罪人
強がりを辞めて「寒い」と呟いた
分かりきっていた事なのに
その全てを隠していた
後ろめたさに支配されても
また明日は来ると 疑わなかった
降り積もる雪のようにいつか
私も消えてしまうのだから
名残惜しいけれどもうさよならね
縋り付いた罪に 今別れを告げた
アスファルトは色を覗かせた
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