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正夢
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作詞 卓弥 |
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どうしてだろう
溢れるように蘇る景色に 贈る言葉が濁って 浮かんでこない
怖いくらい 長い旅の中で
交わした言葉の色が 思い出せない
ほんの少し前の僕は 夢の中でまた あの日と変わらないままの君と
不確かな約束を 確かにしたんだ
7年越しの再開は また嘘だったけれど
夢でこうしていつでも 逢えるなら...
こんな今は要らない
いつの日か 答え合わせしよう
きっと沢山の間違いが浮かんでるだろう
もう次はない 一度きりの旅で
たった一つでも正解が見つかったなら
それに勝る価値は 恐らくどこにもない
壊してほしい
失敗だらけで汚れた一生 どうやって磨いても 戻りはしない
膨らんでゆく 儚いイメージ
生きるも死ぬも怖くて 宙吊りのまま
人生なんてつまるところ 欲望と金に 躍らせれ続ける茶番劇
本当に手にしたい 光はどこだ
かつて存在したはずの 逃げ込む場所はもう無い
見捨てられたと思うだろう でもそれは
溢れる自由の始まり
ほんの少し 牙を剥いてみたんだ
すると沢山の後悔が心を苛めた
けれど気付けば ずっと燻っていた
重苦しいわだかまりが とても軽くなった
逸る気持ちに負けてもいい 自分らしくあれ
間違いなんてないと思ってた
自分だけは 例外だと思ってた
1人夜に考え耽っても 浮かんでは消えてゆくだけ
すぐに夜は明けてしまった
輝いた日を 足し算しよう
小さくても繋げれば光っているだろう
なにもそれは 騙してはいないよ
真っ直ぐに正直に寄り添う思い出
今では幻でも かつて見た正夢
いつの日か 答え合わせしよう
きっと病むくらい間違いで埋め尽くされてる
もう次はない 一度きりの旅で
たった一つでも正解が見つかったなら
それに勝る価値は 恐らくどこにもない
数え上げてみれば もう眩しいほどに...
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