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白画に描く迷路
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作詞 卓弥 |
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誰かが灰になる 日常のルーレット
明日は我が身か 怯えて欲に縋る
無邪気に笑ってた 遠い過去リメンバー
欲に従順な 僕は惰性で生きた
誰も最初から 彷徨う気ではいないさ
誇らしげに予想図さえ掲げている
何時の日から失われたのだろう
眩しすぎるあの威勢はどこへ?
出口が見つからなくて
心さえも もう塞ぎ込んでいた
誰の声も 響かなくなって
大切なあなたの言葉を聴けずに...
健気にまた 迷い込んでゆく
地図が無くて泣いた 彼女に近づく老婆
その両手に乗る 水晶を覗き見る彼女
見覚えのある女が あの地図を破いていた
バツの悪そうに 去る背中と一致していた
何でも完璧に 出来るんだ?ほんと凄いね
そんな君にはもう愛なんて必要ない
いつの日にか気付いてくれますか?
失敗だらけの日々に「足りない」と...
入口はどこだったんだろう
振り返ると そこに昨日は無かった
いつも大事な 事を忘れている
どこかで導きの声が聴こえると願って
無心にまだ 迷い続けている
たった一本の細い道の 扉を開けて入れば
予想もしないような 難解な壁続きだった
ああ 誰もが真っ白なはずの 白画に描いてゆくよ
歩むほど複雑化する 深い迷路
何度書き足しても
思いもしない 形へと変わり果てる
この手腕を 施すほどに
この足場を狭めてゆく..... oh
出口が見つからなくて
心さえも もう塞ぎ込んでいた
誰の声も 響かなくなって
大切なあなたの言葉を聴けずに...
健気に今日も 曲がりくねってるあの
奇怪な道を行くよ
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